自治日報 第4327号

2025年8月25日発行

■本号の主な内容

▽職務・職責を重視した給与実現に向け新たな人事制度構築へ(人事院勧告)

 人事院は、2025年度の国家公務員の月給を平均3.62%(1万5014円)引き上げ、ボーナス(期末・勤勉手当)を0.05月増の年4.65月分とするよう国会と内閣に勧告した。月給、ボーナスともプラス改定は4年連続で、月給引き上げが3%を超えるのは34年ぶり。今回、職務・職責をより重視した給与実現のため、官民給与の比較方法を見直した。新たな人事制度の構築に向け先行実施するもので、27年夏に具体的な内容を報告する。(1面、続きは本紙で)

 

▽「利子割」適正化へ清算制度の導入を(地財審検討会が中間整理)

 総務省の地方財政審議会に設置された「地方税制のあり方に関する検討会」(座長・小西砂千夫地財審会長)は7月、個人住民税(道府県民税)の「利子割」に関する中間整理をまとめた。税収帰属の適正化の観点から、地方税制として清算制度を新たに導入するよう提言。2026年度税制改正に向けた議論への反映を狙う。(1面、続きは本紙で)

 

▽人事院が「公務のためのキャリア形成支援ガイドブック」を作成(余滴)

 人事院が「公務のためのキャリア形成支援ガイドブック」を作成、公表した。国家公務員の人材確保を巡っては、志望者の減少や離職者の増加など危機的な状況が続いている。ガイドブックは、こうした状況の改善に向けては、給与制度や働き方改革などの取り組みと同時に、職員の意欲や働きがいという観点からの「キャリア形成支援」が重要だと指摘。どう取り組むべきか悩んでいる省庁もあることから、参考事例を盛り込み、各府省のみならず、自治体などでの活用も想定している(1面、続きは本紙で)

 

▽標準化・ガバクラ移行後の運用経費増対応で財源確保を(総務省)

 総務省は、2026年度の概算要求基準の閣議了解を受け、地方財政措置に関し各府省に申し入れを行った。デジタル庁には標準化・ガバメントクラウド(ガバクラ)移行後のシステム運用経費の増加への対応を要請。厚生労働省には地域医療提供体制の確保に向け、診療報酬を含めた適切な検討を求めた。(1面、続きは本紙で)

 

▽来年4月から「政策学科」開設(明治大で記念シンポ)

 明治大学はこのほど、2026年4月から政治経済学部に「政策学科」が開設されることを記念して、都内でシンポジウムで開いた。オープンキャンパスの一環として行われ、多くの高校生が参加。登壇した大野元裕埼玉県知事は「今後数十年は、人口が減ることを前提とした『政策』を私たちは考えないといけない」と語り掛けた。(2面、続きは本紙で)

 

▽5年ぶりに集落状況調査(総務省と国交省)

 総務省と国土交通省はこのほど、過疎地域などの集落状況をまとめた調査結果を公表した。住民の半数以上を65歳以上が占める集落の割合は4割を超え、前回調査(2019年)から10ポイント以上増加した。調査は両省が概ね5年ごとに実施している。(3面、続きは本紙で)

 

▽農山漁村の課題解決へ11社選定(農水省)

 農林水産省はこのほど、農山漁村の課題解決を通じて社会的・環境的な変化を創出する「『農山漁村』インパクト創出ソリューション」として、11社の取り組みを選定したと発表した。このうちNTTスマートコネクト(大阪市)は、電子商取引(EC)とライブ配信を組み合わせた「ライブコマース」を通じて農山漁村の魅力を発信する。(3面、続きは本紙で)

 

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